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ゴダールはすごい(たぶん)

高校の先生と映画の話をするたびに「ゴダールはいい」というので、なんとなくゴダールはいいと思っている。なんとなくというのはゴダールの映画を観ると必ず途中でうとうとしてしまうし、なんとなくすごいものを観たという気がするのだが、本当にそう思っているのかいまいち自信がもてないからである。

ゴダールに関心を持ち始めてから公開された『ゴダール・ソシアリスム』、『さらば、愛の言葉よ』は当然劇場に観にいったし、リバイバル上映された『気狂いピエロ』、『右側に気をつけろ』、『はなればなれに』も劇場に観にいった。デビュー作である『勝手にしやがれ』ももちろんDVDで観たし、予告編でアンナ・カリーナのキュートさにやられてどうしても観たくなった『女は女である』はBlu-rayまで買った。

こう振り返ると意外と観てきているが、その全ての作品でうとうとしてしまった気がする。じゃあ観て後悔したかと尋ねられると決してそうではなくて、僕にとってゴダールの作品を観るということは映画を観るというより、ゴダールを体験するという感覚なので、たとえ眠くなってもいいのである。

作品のトータルでは、全編にわたってアンナ・カリーナのキュートさがたまらない『女は女である』が一番好きな作品だが、思い出深いのは劇場で観た『はなればなれに』である。劇中にダンスを踊るシーンがあるのだがそのシーンの陽気さと幸福感が劇場で観て以来忘れられない。あまりにもお気に入りなのでその後Blu-rayまで買ってしまったくらいである。

そんな『はなればなれに』がまたリバイバル上映されている。劇場で観てるし、Blu-rayも持っているので多分行かないと思うが、ほんの少し気に留めておこう。

ゴダール『はなればなれに』オフィシャルサイト