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夏である。

暑い。まったくもって夏である。

夏は、昔はあまり好きな季節ではなかったが、ここ数年は毎年BBQに誘っていただいて夏らしいことをして楽しいし、飲み会の帰りに涼みながら街を歩くのはなんとも心地よくて夏がわりと好きになった。

とはいえ夏が好きになった一番の理由はおそらく2013年にSummer SonicMETALLICAを観たからで、KISS、SLAYER、MEGADETHJUDAS PRIESTといろいろとライブを観てきているがあのライブは僕の人生の中で最高のライブだった。野外という解放感とMETALLICAの演奏はまさしく純度100%のHEAVY METALで最高だった。

 

あの2013年のSummer Sonicの夏も連日「酷暑」と報道されるほどの暑さで、確かにサマソニには計3回行っているがあの年が一番暑かったと思う。物販を終えて12時からひやかしでPerfumeを観てMCの可愛さにヤラれ、一番暑くなる13時から1時間どっぷりとマキシマムザホルモンのこってりしたライブを楽しみ、一応メタラーとしてBULLET FOR MY VALENTINEを観終わった頃にはへろへろで、今から考えるとあの時僕は熱中症だったような気がする。そもそもマキシマムザホルモン待機中、うなじにあたる日差しが痛いと思ったのは先にも後にもあの時だけだ。

酷暑の中、三時間ほど野外にいたのでこりゃMETALLICAまで持たんと思い屋内ステージに逃げ込み、うとうとしながら体力を回復させ19時からのMETALLICAへ行ったものの開演後30分ほどで圧倒的に喉が渇き近くで観ていた女の子がぶらさげている飲みかけのペットボトルを売ってくれと頼みそうになり、あやうく変態紳士になるところだった(結局帰りの駅まで耐えて補給したがその後も喉が渇いてホテルでもかなり水分を摂った。やっぱり熱中症だったんだと思う。)。

そんな環境下の中で観たMETALLICAだったのだが歴代の名曲を惜しみなくやったセットリストとビックバンドたる由縁を見せつけるようなライブパフォーマンスは圧巻で野外の解放感もありまさしく最高で忘れられないライブとなった。

屋内フェスのラウパにも何回か行っていて、屋内は天気の心配もなく快適ではあるがあの野外フェス特有の解放感はなにものにも代えがたい魅力がある。クリマンさんにはさっさとまたMETALLICAかIRON MAIDENかガンズあたりをヘッドライナーで呼んでいただきたいものだ。

 

そうえいばこの年のサマソニにはもう一つ忘れられないエピソードがあって、難波からアーバンライナーで帰り、名古屋に着いて改札を抜けようとすると近くに居た40歳くらいの夫婦の旦那さんのTシャツにレミー・キルミスターがプリントされていて、同じくMETALのTシャツ着ていた僕が自然とメロイックサイン(METALのライブでよくやるピースサインみたいなもの)をしたら向こうもしてくれてその隣で奥さんが苦笑していたのが忘れられない。去年レミーが亡くなった時に思い浮かんだのはあのおじさんだった。