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「女子会」

50歳をこえた母親が、昔からのママ友との飲み会をわざわざ「女子会」というのがどうにも気になる。50歳をこえた人たちの飲み会を「女子会」て。普通に今日飲み会と言って出て行けばいいのにと思うが女性というものは結局そういうものなのだろう。

 

男であるところの僕は女になりたいと思ったことはないけれども、カフカの小説よろしく朝、目が覚めたら女になっていたらどうするのだろう。

とりあえず身体の変化を確かめる。もちろん女性の性的快楽が男性のそれとどう違うのかも確かめてみたい気もするが、いかんせん相手がいない。友人に頼むのは嫌だし、一人慰めるのも違う気がする。

む、そうか。こういう時にこそ最近話題の相席屋なるところに行けばいいのだろうかと発見してもそもそも化粧ができない。

結局、カフカ的に女性になったらとりあえず大人しくして仲の良い女性に相談することになりそうである。

 

化粧の話になったのでなんとなく打ち明けるが、僕はわりかしネイルが好きだ。日常生活に支障があるくらい爪が長いのや華美なネイルは苦手だが、綺麗に切り揃えられたその爪にうっすらとマニキュアが塗ってあるくらいが好みである。女性の手元を見てその爪に自分好みのネイルが塗ってあったらついつい楽しくなってしまう。そして、本当は「綺麗な爪ですね」くらい言って少しばかりまじまじと見たいのだが、きっと怪訝な顔をされるので黙っている。

別に男でも爪があるのだからネイルくらい出来るのであるがやはり人の目が気になる。なのでもし女性になったらやりたいことは自分好みのネイルをしてみたい。

 

と、書いてる途中に思い出したのだけれどもそういえば昔、女の子になりたいと思ったことがあった。それは少年漫画よりも少女漫画が好きだった小学生の頃に、少女漫画を読んでるなんて恥ずかしくて言えなくて、けど本当は少女漫画の話をしたかった時だ。

そんな僕も、今では恥ずかしげもなくオタク話に興じる人間になったのである。成長するとは。いやはや。いやはや。